玄関・販売所

渡辺酒造店の正面玄関
通年商品から季節の限定酒などお買い求めでき、試飲も無料でご提供しております。また正面入り口にある杉玉は、新酒の初しぼりの日に新しいものに取り替えます。青々とした杉玉は「今年も新酒ができました」ということをお知らせするためのものです。建物は約140年前からのもので、平成17年に登録有形文化財に登録されている歴史ある建物である。

ヤブタ

お酒をしぼる機械(醪を清酒と粕に分ける行程)
醪をこの機械にポンプで送る。初めは醪自身の重さでしぼれるが、段々詰まるので、少しずつ空気圧を加えてしぼっていく。このようにして清酒と粕に分かれます。その粕が酒粕であり、甘酒などに使われる板粕です。

蒸米機

酒米を蒸す機械。
毎朝一番の仕事で洗った酒米を釜に張る。釜の中は用途別に分かれて基本的に「麹米」が上、「掛米」が下になるように張る。蒸気が釜の上に抜けてから約1時間蒸します。「外硬内軟」にするために強い蒸気を必要とする。一番大きい釜で約1,500㎏の酒米を蒸せます。

ありがとうタンク

タンクにありがとう、おいしいなどの言葉を書くと結晶が大変キレイになり、よりおいしいお酒が出来上がります。蔵見学をされたお客様や蔵祭りの際にお客様の声を直筆で書いていただいております。お客様の力で渡辺酒造店のお酒をより一層美味しくしましょう。

仕込みタンク

醪を仕込み、発酵させるタンク。
あらかじめ仕込んだ酒母と米、水、麹を三段階に分けて投入する。1日二回買い撹拌を行い、発酵が進むように促す。にごり酒では約15日前後、吟醸酒で20日前後、大吟醸酒で30日前後の発酵期間です。発酵期間が長いほど良いお酒ができると言われております。

精米機

玄米を磨いて白米にする行程。
渡辺酒造店では35%~60%の白米を精米し、こだわりとしてプロの蔵人が自社精米している。精米は金剛ロールを回転させ、それと接することにより行なわれる。金属と接することにより、精米しているため、米が熱を持ち、水分が失われ、割れやすくなるので時間をかけて行う。また日夜通して精米するため、周辺住民の協力が不可欠である。

司馬遼太郎「酛摺りの歌」

平成元年3月、創業120年を記念し、杜氏達のこれまでの労に感謝の意を表すため、酒造りの象徴ととも云うべき「酛摺り(もとすり)」のブロンズ像を建立しました。 渡辺酒造店のシンボルです。

瀬戸川と白塗土蔵街

瀬戸川と白壁土蔵街
約400年前に増島城の濠の水を利用し、新田開発のために作られた「瀬戸川」は、「瀬戸屋源兵衛」という人が世話人になって作られたので、瀬戸川と名付けられたといわれています。昔の瀬戸川は、野菜なども洗える綺麗な用水でしたが、高度成長のころ著しく汚れ、瀬戸川を再び美しくしたいという願いから、1968年に住民の寄付により鯉が放流されました。冬期間、鯉は越冬池に引っ越し、春になると再び瀬戸川へ戻ります。